「気学」とは、大正時代に園田真次郎氏によりまとめられた学問です。
正しい気学を学ばれたい方に、特に知っておいてもらいたいことは、園田真次郎氏が「作った占い」ではありません。約2500年前に活躍した孔子よりも遥か昔からある陰陽五行論や易・干支・九星などの教えを、一般大衆向けに分かりやすくまとめたのが園田真次郎氏です。
残念なことに、書店では気学関連の本は占いコーナーに陳列され、スーパーやショッピングモールでは、色々な占いの一種として「九星気学占い」や「気学占い」として扱われています。一般的には単なる一占いにすぎないのが現状です。
しかし、園田真次郎氏の著書を読めば分かりますが、
・家相哲学
・方位哲学
・干支哲学
など「哲学」という言葉を用いています。
さらには、
「小はもって修身斉家の道を全うし、大は国家社会を裨益し、進んでは人類の進化向上に資せねばならぬ。」
と、述べています。
つまり、自分の身を修め、家の中をととのえ、地域の役に立ち、貢献の人生を歩むことを説いているのです。
吉方でラッキーが起こるとか、
吉相の家だと金持ちになるとか、
そんな低俗なことは述べていません。
吉方引っ越しや吉相の家に住むことで、より多くの貢献ができる人生になると述べているのです。
つまり、気学とは・・園田真次郎氏が大正時代にまとめたもので、より多くの貢献ができる人生を歩むための実践の哲学です。
根拠のない占いなどと一緒にしないように気をつけましょう。